大磯に国内初 子どもホスピス
国内で最初の子どもホスピスが大磯町東小磯の山中に誕生する。NPO法人生きるちからVIVACE(ビバーチェ)が中心となり、2012年のオープンを目指す。
同法人は聖路加国際病院副院長の細谷亮太医師ら全国の小児科医有志らで組織する小児在宅医療・緩和ケア研究会と連携。金属加工機械メーカー(株)アマダの創業者が所有していた約2万1千平方メートルの土地などを譲り受け、整備を進めている。施設は運営主体となる財団法人海のみえる森(細谷亮太代表理事)へ提供。小児ホスピスが40箇所以上あるという英国の施設「ヘレン・ダグラス・ハウス」を手本に、一時預かりや症状緩和ケア、それに携わる専門家の研修などを行っていく。