未来の「湯河原駅前」イメージ策定へ予算 町議会が事業費50万円を可決
湯河原駅前の整備イメージを作るための補正予算が14日、町議会臨時会で可決された。予算額は50万円で、湯河原温泉まちづくり協議会(山本一郎会長)に業務を委託し、今年度中のイメージ策定を目指す。
町では平成11年に整備に関する調査を行っており、22年に「駅前広場整備構想」を作成。現在のロータリーの課題点を洗い出した上で交通機関の再配置、土肥実平銅像の移転などを含めたシミュレーションを行っている。今回の事業はこのシミュレーションを基に駅前イメージを具体化するもの。湯河原まちづくり協議会は昨年観光協会や旅館協同組合の関係者などが中心となって発足した団体。昨年8月に観光会館で開催したシンポジウムでは建築家の隈研吾氏がプレゼンに立ち、温泉街の再整備案などを発表している。