西湘BPで津波訓練 パーキングエリアで30人が参加
西湘バイパス西湘PA(国府津)で先月16日、津波避難訓練が行われた。一帯は海抜8mで、観光客など付近の地理を知らない利用者が多いことから実施されたもの。地震発生をきっかけにスタッフ10人が声を掛けながら走りまわり、利用者に扮した20人のエキストラを誘導。橋の下をくぐって山近記念病院前まで連れ出した。食堂で働く布施榮子さんは「とにかくお客様の安全が最優先。昨年の震災の時は、食べ物を置いたまま海沿いに箱根に向かって避難した人もいた」と振り返っていた。