県道が大河のように オレンジマラソン3千人駆ける
湯河原町で先月25日にオレンジマラソンが開催され、3千人の足音が県道75号線に響き渡った。昨年は震災の影響で中止、2年ぶりとなった今回はゲストランナーとして箱根駅伝で活躍した明治大学体育会競走部の大江啓貴選手(5区)や廣瀨大貴選手(6区)が参加。冨田幸宏町長とともに同大学の西弘美監督や関東学生陸上連盟の靑葉昌幸会長も歩道橋からエールを送った。スタート地点の湯河原小学校前は縫いぐるみ姿も含む大勢のランナーがひしめき合い、そして号砲。沿道からは盛んに「頑張れ」の掛け声が降り注ぎ、ランナーたちは力を振り絞るように続々とゴール、10キロの部では桜井史さん(御殿場小野園・41歳)が最短タイム34分24秒でゴールに駆け込んだ。今回の参加者のうち最高齢は5キロの部の宮田保之助さん(88)だった。