真鶴町町長選 元町職員の宇賀氏出馬表明 観光PRの積極化など掲げる
9月23日に投開票が行われる真鶴町長選挙に、元町職員の宇賀一章(かずあき)さん(59歳)が出馬を表明した。宇賀さんは真鶴中学校、小田原城北工業高校を卒業後、トヨタ自動車工業の実業団サッカー(名古屋グランパスの母体)2部に入り、1972年に真鶴町役場に就職。建設課長や国保真鶴町診療所事務長、議会事務局長を担当し今年6月に退職。貴船祭囃子保存会や束道祖神保存会の会長を務める。政策に【1】町長の報酬を30%削減し、それを財源に中学校までの医療を無料化、【2】町診療所の存続、【3】町長は真鶴のスポークスマンとして、真鶴の観光資源を積極的にPR、【4】行政・各団体の効率化、など。宇賀さんは青木健町長の給与額や人事の采配などを批判。観光集客について「最盛期の5分の1程度に減ったがこれに対する政策が皆無」とも指摘している。