故人の遺志汲み湯河原へ恩返し
兵庫県在住の杉谷彰一さんと横浜市在住の伊藤香子さんから、湯河原町と地域作業所たんぽぽに寄付金が送られた。
2人は、同町土肥在住で昨年亡くなった大倉昌枝さんの相続人。大倉さんが生前から「公私に渡り、湯河原町の世話になったので、遺産を町に寄付し、高齢者福祉のために役立ててほしい」との遺志を明らかにしており、相続人の2人が、その遺志を汲んで寄付を決めたという。
寄付金は2人の合計で、湯河原町に650万円、地域作業所たんぽぽに550万円。
なお寄付については、湯河原法律事務所を通じて受領済みだが、5月12日(日)に寄付者が町役場を訪れ、冨田町長とたんぽぽの茂登山理事長に目録を手渡すことになっている。