福浦港、空でも大漁 明青会が100匹泳がす
福浦港で4月27日、100匹分のこいのぼりが空に舞った。地元で青少年育成活動などを行う明青会(高橋克行会長)が10mの竹柱を立て、ロープにこいのぼりをめぐらせた。長さ5mほどの真鯉や金色をまとった鯉などは、子どもが成人したり、住宅事情から揚げられなくなった家庭から寄贈されたもの。30年ほど前から始まり、今では福浦地区の風物詩に。強い海風を受けて鯉が絡むため、連休中も同会メンバーが直し続けた。高橋さんは「破れてしまう鯉もあるけれど、毎年家庭から寄贈もあり続けてこれた。泳ぐのを見ると気持ちいい」と語った。