付け神輿の「同年会」 貴船まつり 初の女性副会長
7月27・28日に開催される真鶴の貴船まつりの付け神輿の会「同年会」副会長に、御守由布子さん(37)が選ばれた。女性が選ばれるのは同会初。御守さんは小田原市出身で現在は市内飲食店のマネージャーを務めながらデザインの仕事をしている。小学生の時に父の故郷・真鶴に転居、貴船まつりに親しんで育った。当時は祖母のサナヱさんに「本神輿に触れてはいけない」と言われていた事もあり、副会長になった事について「驚いた。おそれ多い」と話す。付け神輿は真鶴駅前では女性が担ぐ。10年前に先輩から女性陣を引っ張って、と話があったという。同年会のメンバーは20人ほど。副会長は会長(國分太郎さん)の補佐や準備作業などを担う。御守さんは「関わる人、観ている人すべてが楽しむ事が第一」と話している。