観光動向 箱根の宿泊、９月おおむね好調 ３連休の台風直撃なければ、もっと…
箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年10月4日
エリアトップへ
輝くススキ、わずかに色づき始めた山々―箱根が本格的な秋の繁忙シーズンに入ろうとしている。町内の宿泊施設は好調だ。箱根温泉旅館協同組合によると、９月の各施設の利用状況は昨年比１０５％〜１１０％ほど。富士山やオリンピック誘致にちなんだ企画・宿泊プランを打ち出す大型施設もあった。１度目の連休に台風が直撃しなければ、さらに右肩上がりだった可能性もある。夏休み期間は前半が良くなかったものの、お盆以降はおおむね順調だったという。外国人観光客も増加傾向で「これまでなかった地域からの来日が増えている。格安航空券の登場で来やすくなっているのかもしれない」（同組合）。観光動向調査を実施している町観光課よると、夏（７月下旬〜８月末）の観光動向は前年並み。前半は車が少なめで、渋滞も短めだったが、お盆過ぎから少しずつ増加。公共交通は全体的に好調だったという。
