アユの卵あるかな 県水産技術センターが千歳川を調査
湯河原の千歳川で21日、県水産技術センター内水面試験場(相模原市)の職員が川底の砂利をさらい、卵を探した。同センターが3年前から続けている調査の一環で、河口付近を100mほど歩いて砂利を網ですくい、潜るなどして卵があるかどうかを調べた。この日は400個の卵が見つかった。千歳川のアユ漁は産卵保護のため禁漁期に入っている。同センター職員は「千歳川は少し早い気がするが、県内での産卵は全体的に例年通り」と話す。同センターではこの結果を漁規則の検証に活かす予定。