箱根町 早野さんが浪江町役場へ 14人目・支援のタスキ継ぐ
箱根町総務防災課の職員・早野和仁さん(45)が4月1日から単身で福島県浪江町役場に派遣されている。来年3月までの約1年間、本庁舎(浪江町)で津波対策関連の業務に携わる。
箱根町は震災半年後から浪江に職員を派遣しており、早野さんは14人目。今年3月末まで二本松市の浪江町事務所で働いた湯川太一さんは「家族や他の職員の協力、議員や町民の理解と応援があったからこそ支援のタスキがつながった。駅伝のようだ」と振り返る。 早野さんは浪江への派遣を志望して採用された。出発前の取材では「福島に貢献したい。災害に関する事務を通じて学ぶことは多い」と思いを語っていた。