湯河原町が職員2人処分 課税の誤り直さず
湯河原町は7月28日、かつて税務課に勤務していた管理職(50)を戒告処分に、出納室に勤務していた管理職員(54)を停職3ヵ月の懲戒処分とした。
以前税務課に勤務していた管理職員は、固定資産税の住宅用地軽減特例を適用せず、多く課税していた。当時の課長の指示に従い、一部の修正しか行わなかったほか管理職となった後も誤りを正さなかった。還付金は8382万円で、町では納税者などを個別訪問し、還付手続きなどを行う。
勤務中動画等ダウンロード
出納室勤務の元職員はUSBメモリを使って動画や画像、漫画などをダウンロードし、指定金融機関とのネットバンキングに使っていたパソコンをウイルスに感染させた。勤務中に自動ダウンロードできる仕組みを利用し、記録が残る昨年7月以降2520時間分利用、その間18時間は実際にアダルトサイトなどを見ていたという。職員は先月末で依願退職した。
2件の不祥事について町議会は冨田町長の8〜10月の給与と露木副町長の8・9月分の給与をそれぞれ10%減額する事を決めた。