湯河原の姉妹都市・豪州の中学生 微動もせず精神統一
湯河原の姉妹都市・豪州ポートスティーブンスから訪れた生徒が先月25日に泉地区の天寿院で座禅に挑戦した。学生たちは1週間湯河原のホストファミリー宅に滞在、湯河原中での授業などに加わった。この日は同院の森澤正之住職と吉祥院(吉浜)の尖廣仲住職が両手の組み方や座り方などを解説。生徒たちは40分の座禅の間ほとんど動かずに瞑想。終了後は次々に手が挙がり「お坊さんの服はどこで買えますか」など質問が相次いだ。参加した一人、フィン・デ・ヴェレルさん(14)は「文化を学ぶ貴重な機会。湯河原にまた来たい」と話していた。