箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年4月10日
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湯河原町の隣、伊豆山の走り湯や初島を含む「伊豆半島ジオパーク」(事務局・伊東市)が世界ジオパークの登録を申請している。国内の世界ジオは洞爺湖や島原半島など7カ所。日本ジオパーク委員会は昨年、伊豆と北海道アポイ岳の2カ所を世界ジオパークネットワークに推薦する事を決めた。約50ページ分の申請書を提出済で、現在は地質の専門機関によるチェックの最中。順調にいけば夏の現地調査を経て9月にも結果が発表される見通しだ。事務局では「世界ジオはグローバルブランド。地域のアピールにつながる」と期待している。熱海では市内にジオパークの看板が設置されるなど、PRの機運も少しずつ高まっている。
2012年、伊豆ジオとほぼ同時期に日本ジオパークに登録を果たした箱根ジオパークは次年度に日本ジオの再認定審査を控えており、5月末の総会で新たな計画を打ち出す予定。事務局は「伊豆ジオは隣。今後も連携・交流したい」と話している。