箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年5月1日
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山口町長と小林正則社長、荒川さん
リニューアル工事が行われていた仙石原のホテル大箱根が23日、「箱根仙石原プリンスホテル」としてオープンした。約２億７千万をかけ客室などを新装、大浴場は寄木細工をモチーフにしたデザインに生まれ変わった。またザ・プリンス箱根も「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」に、箱根湯の花温泉ホテルも「箱根湯の花プリンスホテル」に変更。「プリンス」ブランドを冠することでシナジー効果を狙う。
23日のテープカットには山口昇士町長やプリンスアイスワールドに出演する荒川静香さんが来場。荒川さんは「２年ほど前に箱根をドライブした。箱根は場所によって表情が違う。また自然豊かな場所で子どもと過ごしたい」と語った。
改装の目標はこれまでのゴルファー層のほか仙石原の美術館を訪れる女性観光客層、急増している外国人観光客の獲得で、稼働率60・５％を目指す。改装前、同ホテルに泊まる外国人の中で最も多かったのはイスラエルからの観光客。建物が地中海沿岸国の雰囲気に似ており、親しみやすいというのがその理由だった。同社では社員のＴＯＥＩＣ受験に奨励金を出すなど英会話力アップも図っている。
