箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月15日
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先月下旬にネパールで発生した地震をうけ、湯河原町に住む神保映さん(71)ら「ネパール教育支援の会」(NESA)が支援活動を始めた。同会運営の職業訓練施設があるグーセル村(首都から約3時間の距離)では、9割の民家が崩壊。同会では村全体を支援するため雨季の前にテント40張と古着300着を届けたほか、同会の車をテント村の緊急搬送車として貸し出している。
これまで同会では自立を目指す女性たちに裁縫や経営を教え、200人以上の修了生を送り出してきた。神保さんは湯河原小学校の元教員で、同会の立ち上げメンバーのひとり。18年前から何度も首都カトマンズに滞在して会の運営に携わり、今年も地震が起こる数日前まで滞在。「早めに現地に戻りたいが、今は負担になってしまう。様子をみたい」と話している。