箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月15日
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足柄下郡にも被災した故郷の状況を探るネパール出身者がいる。9年前に来日し真鶴に住むトゥリパティ・プルショッタムさん(49)の故郷は首都近くのカブレ郡コシデカ村。被災から3日後に現地と電話連絡がとれ、家族の無事が分かった。ネットで村の様子を確認したところ、現地は壊滅状態で大きな家も傾いていたという。
普段は介護施設で働くプルショッタムさんは「何百軒もの仮設住宅が必要になるのではないか。ネパールに行くには交通費もかかる。その分、日本でできる事をしたい」と話す。足柄下郡には料理店などで働くネパール人もいるが、同郷同士のネットワークはほとんどないという。