箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年6月12日
エリアトップへ
小田原城の天守閣累計入場者数が5月25日、2500万人に達した。
当日は、城に横断幕と紅白幕が張られお祝いムード。2500万人目となったのは午後0時半頃、湯河原1泊旅行に合わせ息子に城を見せようと訪れた東京都葛飾区の大谷貴志さん=写真。妻の弘美さんと長男の祐貴君と天守閣入口でくすだまを割り、記念品として入場証明書と、小田原提灯や寄木細工などが贈呈され、加藤憲一市長らが祝った。
前日、祐貴君が「甲冑が怖い」と嫌がったため、来場日をずらしていた。貴志さんは「運が良い。驚いたが、歴史ある城の記念を飾れて光栄です」と笑顔でコメント。また加藤市長は「7月から耐震化工事がはじまるが、その後もまた3000万人に向け歴史を刻んでいきたい」と話していた。達成日は奇しくも55年前、1960(昭和35)年の天守閣開館日と同じ日だった。