箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年8月7日
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芦ノ湖夏まつりウィークが31日に湖水祭で開幕し、湖畔・元箱根の園地は花火を求めて訪れた観光客で埋め尽くされた。今年も例年通りの賑わいで、地元っ子たちが中心の箱根囃子はアンコールの声が相次いだ。神輿の上では箱根の森小の関美景さん(7)と箱根幼稚園の遠山紗世さん(5)の2人が踏ん張り、300人ほどの男たちが代わるがわる担ぎ汗を散らした。湯河原や真鶴、東京や静岡などから神輿仲間も例年通り駆けつけたという。元箱根観光協会の平井規之会長は「心配していたが、一発目は成功。これを機にお客さんに来てもらえたら」と話していた。
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鳥居の形をした“汗の結晶”
28日に箱根港近くで箱根観光協会の13人が高さ6mほどの丸太製鳥居を組み上げた=写真上。
鳥居焼きまつり(5日)の”主役”で、その準備はクレーンを使った作業になる。材料は町内から伐り出したヒノキで、毛布を巻いて点火を待つ。半世紀以上鳥居作りに携わる東海林一男さん(74)は「手作業の針金巻きが大変。どれも長年の勘さ。天気が良ければなぁ」と汗をぬぐっていた。