箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年8月7日
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店舗の外観を直す（外装イメージ挿絵・深山健太郎氏）
湯河原・湯元通りの飲食店「食事処かとう」の外装工事資金を募るネット上の企画が、このほど目標額80万円を達成した。早ければ今月中旬から工事に入り、通りに面した１階部分を風情ある外観に変える。
同店は元々は鮮魚店。隣の加藤精肉店を営む加藤功さん（70）が失われつつある温泉情緒を復活させるため「まずは店を開けよう」と旧店舗を買い取り、７月10日に食堂をオープンさせた。一方で外装工事の資金までは捻出できなかったため、関係者が先月からネット上の資金募集サイトで資金を募り始めたところ、17日目に目標の80万を達成。湯元通りで旅館を営む室伏常夫さんは「賛同してくれる宿泊客もいた。ひとつの修景を叶え、それに合わせて周りも変えられれば」と期待する。今月5日には総額が１１1万円ほどになり、あと14万円ほどで２階部分の外装にも手を加えられるという。企画は８日締切。金額に応じて特典なども用意されている。詳細はネットで「湯河原 再生 食堂づくり」で検索を。
