箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月11日
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神奈川県は3日、県西地域で取り組む「未病」をテーマとした地域活性化策の拠点施設に大井町のブルックス大井事業所を選んだ。
親会社の(株)ブルックスホールディングスと大井町が共同提出した「未病いやしの里センター(仮称)」の概略提案を採択した。
県は、県西2市8町を「未病の戦略的エリア」と位置付け、情報発信や各種事業の展開などに取り組む拠点施設を公募していた。県によると、8月末までに4件応募があったという。審査方法などは明らかにしていない。
同事業所の敷地面積は東京ドーム13個分の約61ヘクタール。旧第一生命ビルでもある本館は東名高速道路からも見える。
今後はブルックスと大井町、県が2016年度中の基本計画策定をめざす。
同社では既存施設や敷地を活かし、健康診断センターのほか、景観を活かしたショッピングモール、アスレチック、合宿施設などを整備し、順次供用する方針。 小川裕子社長は「神奈川県、大井町とともに県西地域全体の皆さまのご協力を頂きながら、心と身体の健康作りの日本のメッカとなることを目指します。まずは施設の有効利用の検討から始めたい」としている。