箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月11日
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小田原市は、小田原城の堀の向かいの空き地に計画されている「芸術文化創造センター」の建設工事開始を延期すると発表した。これにより2017年秋の開館は大幅に遅れることが確定的となった。
市文化政策課によると、建設の入札は20億円以上の開きが出て不調だったとし、再入札にも時間がかかるとして、一時凍結を決定。また市では、新センター開館の遅れに伴う対応策として、【1】東京五輪後まで建設を延期し、現市民会館を改修利用【2】現行予算内で再設計【3】現行予算内に収まるよう工事を分割【4】公募型プロポーザルで民間企業から事業提案を募集。以上の4つを提示、年内に結論を出すとした。
当初の予定では9月議会での承認を得た後、10月に着工、2年後に開館の予定だった。市では9月中に市民向けの意見交換説明会を開催するとしている。