箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月4日
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箱根湯本駅前のさくらぎ薬局2階で、大正・昭和期の足柄下郡の風景を収めた絵はがきを展示している。
同薬局の櫻木達夫さん(70)の伯父である故・櫻木四郎氏が収集していたもので「もっと多くの人に見てもらおう」と達夫さんがパネルに加工した。コレクションは箱根の名所や登山鉄道、老舗旅館の絵はがきを中心に約60冊分。中には湯河原の吉浜や真鶴半島の観光絵はがきセットもあり、今は消えてしまった建物や当時の賑わいが伝わってくる。四郎氏は和歌山県の「大正印刷」に務めていた。同社は従軍写真家として大陸に渡り、中国や朝鮮半島などの絵はがきも製造していたという。9時〜3時1月下旬まで展示。詳しくは櫻木さん【携帯電話】090・3215・2001まで。