箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年1月15日
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箱根山の火山活動などを調査している県温泉地学研究所(入生田)が、6日午前10時半ごろ北朝鮮で発生した地震の影響と思われる波形を観測した。
気象庁は同時刻の波形について自然地震ではないとしており、この波は北朝鮮が「水爆」とする実験の影響の可能性が高い。北朝鮮での地震発生は10時29分57秒で、それから2分30秒ほど経って神奈川の地震計の波形が乱れ始めた。同研は箱根駒ケ岳や湖尻、金時山や湯河原など14ヵ所に地震計を設置して火山を監視しているが「普段観測する地震とは特徴が違う」。地震計の近くで人が跳ねたり車が通るとノイズが入る事もあるが「複数の観測地点で同時刻に発生することはない」という。