箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月8日
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真鶴町に住む写真家の麻賀進さん(70)が、地元の美景を独自の技術で撮影した風景写真を町立湯河原美術館で展示している。
麻賀さんは武蔵野工業大や東京の専門学校で学び、35年前に独立。旧郵政省の記念切手などの撮影を手掛ける一方で自然写真に取り組んできた。地元下郡の大海原や木立で、色とりどりの光が溶け合う様はまるで絵画。実は麻賀さんは2年前に脳出血で倒れており、一時半身が不自由になった。カメラが持てない状態から三脚を杖がわりにリハビリを続けてきた。「この作品展は復帰の証。ぜひ観てほしい」と話している。