箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月8日
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平成の大改修が行われている小田原城天守閣で湯河原の左官職人・長田幸司さん(41)が4階室内の漆喰(しっくい)を塗り上げた。
摩利支天像を祀るための空間を再現する工事の一環で、狭い足場を右に左に動きながらこてを動かし、1カ月ほどをかけて土壁の下塗り、斑直し、中塗りを行い、漆喰を仕上げた。天守は5月1日に改装オープンを迎え、1〜5日まで城の外側に100万の絵柄を連続投影する「デジタル掛け軸」も開催される。