箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年4月22日
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湯河原の五郎神社境内で16日に例大祭の鹿島踊りが行われ、白い装束に身を包んだ保存会の若者などが輪や列を作りながら伝統の舞を披露した。戦前から伝わる行事で、かつては25人で踊っていたが少子化の影響もあり、今年は15人に。それでも地域の伝統を受け継ごうと、OBを含むメンバーが集まって昨年10月から練習を重ねていた。
手にしているのは銀色の三日月や色とりどりに飾られた「黄金柄杓」。境内には「はいや」という掛け声が響かせ、太鼓を激しく上下に振いながら打ち鳴らした。子供たちは扇を手にして太鼓などを囲み、時折その輪に子どもの健やかな成長を願って、乳児を抱いた大人が加わっていた。