箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月24日
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梅雨の合間に晴天となった今月18日、箱根ビジターセンター(元箱根)が星空観察会で賑わった。森に面したテラスは街灯もなく絶好の観察場所。満月だったが天頂付近には「うしかい座」の一等星アルクトゥールスなどもまたたいた。
会場には近隣の天文ファンなど49人が集まり、4台の望遠鏡の前には順番待ちの列も。筒の中には月表面の凸凹や銅色の火星の姿が見え「これはUFO?」「人工衛星だ」などの声が飛び交った。御殿場市から訪れた栗林加寿代さん(37)は「斜めの土星の輪が見えた」と驚いた様子だった。
夜空は今後7月にかけ星座が見やすい新月となる。