箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年10月7日
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箱根の仙石原文化センターで、22日に第三回温泉卓球選手権が開催され、県内各地から35人の腕自慢が集まった。
九州の嬉野温泉で開催される温泉卓球をヒントに仙石原観光協会青年部が企画したイベントで、今年で3回目。頂点に上り詰めたのは小田原市役所農政課の青木一実さん。普段は市役所卓球部に所属、昨年はベスト16で、今大会に向け毎晩スリッパで素振りを続けていたという。「落ち着いていこ」「ドンマイ」といった応援の声が響くなか、青木さんはバックハンドで鉄壁の防御を見せ、時おりスマッシュや回転レシーブを織り交ぜて決勝戦を制した。勝因を振り返り「今年のスリッパはやや硬めで打ちやすかった」と話した。