箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年10月7日
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駅前で最終便を撮影する男性
伊豆箱根バスによる岩路線（真鶴駅〜岩）が９月30日に終了し、路線が１日から町営のコミュニティバスに引き継がれた。
60年間にわたって町民に親しまれてきたが、町によるコミュニティバス路線の有料化や見直しにともない廃止が決まった。以前に比べ乗客は減少していたが、町が補助金を出して１日16便を存続させていた。
最終便となった真鶴駅夜７時６分発には８人ほどが乗り、見納めになるバス停「土肥道」や「うたい坂」、旧岩小学校の名残でもある「学校前」などを通った。終点では女性が「また会いましょう」と声をかけて下車。運転士は「長く親しまれた路線の最後。恐縮しています」と話していた。
