箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年12月2日
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真鶴町で4回目の議会報告会が開催され、11人の議員に疑問や要望などの挙手が相次いだ。会場には各自治会関係者など10人が集まった(うち女性は1人)。
報告会ではそれぞれの委員会が担当する審議項目を順番に説明。質疑コーナーでは前町長で町長選にも出馬した青木健氏が出席。町有地の貸付や税の滞納額について説明を求めたほか、水道事業について湯河原町から買い、使っている水量のあり方に疑問を投げかけ、湯河原だけでなく小田原市との協議も求めた。
このほか来場者からは議会広報について「色々な問題が盛り込まれ、よく出来ている」と評価する声、「防災委員会を作ってほしい」という要望も上がった。議員としての活動日数を問う声には「研修なども含め年平均101日」と説明があり、参加者が興味深く頷いていた。質問の数々に議員の表情は険しかったが、一方で「やりとりを聞いて町の論点が見えた。各委員会の課題を教えて」という意見も。町議らは代わるがわるマイクを握り、下水道普及や町施設運営など町が抱える懸案を打ち明けていた。