箱根・湯河原・真鶴版
掲載号:2017年3月24日号
湯河原町宮上の老舗旅館、富士屋旅館(廃業)を来年4月に営業再開させるプロジェクトが6月から始まる。かつて文人に愛された温泉風情を留める建物で、再生が成功すれば”湯河原ブランド”にとって大きなプラスとなりそうだ。
同旅館は江戸時代の創業とされ、客室数は17室。庭は江戸期のもので、建物の一部が明治期に建てられた。15年ほど前に廃業し旅館前が長年立ち入り禁止となっていた。再生のカギとなったのが政府系ファンドのREVIC(地域経済活性化支援機構)と横浜銀行。両者による合同会社が前所有者から物件を買い取り、飲食店や宿泊施設を手掛ける際コーポレーション(東京都目黒区)が運営する計画。
「美食」や「オーベルジュ」をコンセプトにした旅館を目指し、老朽化した建物の修繕なども行う予定。一連の事業では、REVICや浜銀などからの投融資約10億円を活用する。
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