箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年5月26日
エリアトップへ
小田原城二の丸広場の銅門入り口にかかる住吉橋の架け替え工事が5月10日から始まっている=写真。2018年3月末の工事完了まで通行不可のため、う回路を利用のこと。
住吉橋は1990(平成2)年に、史跡整備の一環で復元されてから27年が経過。木材の傷みが著しいため架け替えが決定した。
5月いっぱいで準備工事を行い、6月から現存の橋の撤去と足場の設置、橋の一部が土台となっている内仕切門(うちしきりもん)の工事にかかり、7月から木材の加工と橋の飾り金物の製作を開始。11月に組立てと板金工事、飾り金物の取り付けと塗装を行い、来年2月には足場が解体され仮囲いを撤去する。内仕切門の復旧を行い、新たな橋は2018年3月にお目見えする予定だ。
工事請負と施工は市内の山一産業(株)や、国選定保存技術「建造物木工」の知識と技術を持つ、(株)せりざわたけし工務店が下請けを担うほか、地元の職人が多く携わる。