箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月9日
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陸上・県高校総体の3千m障害で2位に入った箱根町二ノ平在住の勝俣航希君(相洋高3年)が、インターハイ(全国高校総体)出場をかけて6月16日(金)からの南関東大会へ挑む。
5月14日の母の日。川崎市等々力競技場で行われた県大会決勝で、勝俣君は日頃の感謝を形にした。「最後にもがききれなかった」と悔しさを見せつつも、9分20秒06の自己ベストを出して準優勝。毎日お弁当を作ってくれるなどして支えてくれる母へ、「いい恩返しになったかな」と笑みをこぼした。
3Kmを走る中で、水濠7回、ハードルを28回飛び越える3千m障害。起伏のある地域で育った勝俣君は「自分向きの種目」と話す。本格的に陸上を始めたのは高校からだが、中学の剣道部で鍛えた精神力と、冬場に誰よりも走り込んだという自負がある。「6位以内に入ってインターハイへ行く」。高校最後の年に、家族へのプレゼントをもうひとつ加えるつもりだ。