箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月9日
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踏切を渡るのは、箱根登山鉄道で2月に引退した、モハ2形110号。春の間保管されていた入生田車庫からタイヤ付の台車に積み替えるため強羅駅に移され、5月10日の夜に箱根を出発した。スタジオ・カフェ・シマ(強羅)の嶋陽一さんは110号の旅立ちを知り、終電後に駅前に待機。箱根でも珍しい瞬間をカメラにおさめた=画像。車両が向かった先は千葉県いすみ市の「ポッポの丘」。ここには大山ケーブルカーの「丹沢号」やブルートレインなどの引退車両が展示されており、110号は9月末までの期間限定で車内が公開されている。登山鉄道によると、110号は箱根に戻る予定はなく、展示後にどうなるかは未定という。