箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年7月7日
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江戸期に作られた鐘を鳴らす氏子たち
湯河原町城堀の浅間神社で１日、富士山の浅間神社の山開きに合わせた山開ききの儀式が行われ、午前０時の森に鐘の音が響いた。 参道はライトアップされ、産土八幡神社の氏子会員ら約20人が２ヵ所ある社のうち標高の低い「女浅間」に集まり、儀式や献杯を行った。同神社の山開きは歴史が長く、かつては明け方まで参拝客が絶えなかったという。氏子会長の深沢良明さん（71）は「年配の参加者が多く、周知度が少なくなっている。もっと若い人に入ってもらい、この伝統を引き継ぎたい」と語った。
