箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年4月6日
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鉄道写真家の大橋史明さん(22・秦野市)が、箱根登山電車の写真集『Tozan』を発行した。大橋さんは東京工芸大学写真学科の4年生。
物心ついた時から電車が好きだったが、上京後に登山電車に出会い「これが探していた電車」と直感したという。特に100形に魅入られ、車両のほか乗客や線路沿いに住む人々などを撮り続けてきた。引いたアングルを求めて明星ヶ岳に登り、カメラを構えた事も。昨年は箱根登山鉄道(株)の「110号引退記念ポスター」にも起用された。
写真集には、作品50点以上を掲載。表紙は100形の鮮やかな橙色。「旅をしているような気持ちになれる写真を選びました。この写真集で、新しい箱根の楽しみ方を知ってもらえれば」と大橋さんは話す。写真集は有隣堂ラスカ小田原店やナラヤカフェ(宮ノ下駅前)などで販売している。