箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年10月5日
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湯河原・真鶴2町のし尿を熱海市に運んで処理する計画について、今月中旬にも湯河原と熱海側が最終合意を目指す事が分かった。
現在2町のし尿は真鶴港近くに貯留して南足柄市の足柄上衛生組合に運んで処理。一方で熱海市側は大黒崎のし尿処理施設で処理している。両市町は以前、老朽化した大黒崎の施設を新築した上で1市2町分を処理する構想などを検討していたが、その後熱海市側が財政負担などを理由に、より低コストな熱海港近くの下水処理施設に投入する形を提案。専門部会で検討を進めてきた。
計画は湯河原と真鶴から10トン車で熱海市のごみ処理施設(姫の沢)に運び、ごみを取り除いた上で下水処理施設に運んで処理するというもの。
9月28日に開かれた両市町の協議会で、市町議から異論は出なかった。
合意に達した場合、新設する設備の工事費(計5億円)などが早ければ各市町の次年度予算案に盛り込まれる見込み。