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「空いた農地を貸してください」 (有)ジョイファームが生産者と遊休農地を募集
国内の消費食料のうち、国内の生産で賄える食料の割合をあらわす「食料自給率」。40年前には70パーセントを誇った日本の食料自給率はいまや40パーセントまで落ち込んでいる。この食料自給率の低下と密接に関係するのが「遊休農地」の問題だ。農業従事者の著しい減少や高齢化、農地面積の減少などに起因する遊休農地の増加は、日本が直面する大きな問題と言える。
農地の有効活用で小田原の農業の活性化を
かつてみかんの一大産地として活況を呈した小田原も、今はこの問題と向き合わざるを得ない。そんななか、活力ある農業社会の創造と、西湘地域の豊かな自然環境を次世代へ繋ぐことをテーマに農業の普及を目指しているのが、小田原市曽我岸の(有)ジョイファームだ。現在同社では事業の一環として、増える一方の遊休農地の募集を行っている。高齢になり継続が困難、身内に後継者がいないなどの理由で、農業から引退を考える人からの農地提供を受け、有効活用をすることが目的だ。貸借については小田原市農業委員会・農政課の手続きを経るため、安心して相談ができる。
環境にやさしい農業を目指して
農作物の加工・販売だけでなく、生産者と消費者の交流イベントの運営などにも力を入れる同社。「農業から地域を元気にするため、我々の組織に賛同してくれる農家さんを募集しています」と長谷川功代表は話す。
原則除草剤不使用、農薬・化学肥料の削減を目指した栽培基準を設定する「環境保全型農業」を推進する(有)ジョイファーム。平成20年に地産地消優良活動表彰受賞、同21年に第58回全国農業コンクールで優秀賞受賞など、常に農業の新たな発展を目指して活動する積極的な姿勢が、高い評価を受けている。人と農、人とひとをつなぐその活動は今後も注目を集めそうだ。
問合せ・農地提供の情報は(有)ジョイファーム小田原【電話】0465・42・5571へ。
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春のおでかけガイド3月9日 |
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