秋晴れのうちに
箱根・湯河原・真鶴版
公開：2012年11月2日
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真鶴町岩の瀧門寺で、築３８０年の本堂の葺き替え工事が行われている。茨城県の萱葺き職人・伊藤正章さんたちが20日前から作業を開始、晴れ間を見計らって、リフトで萱を上げては配置する作業を繰り返している。屋根は幅20ｍと大型のため、数年がかりで一面ずつ葺き替える。素材の萱は富士山のふもとで育ったススキで、積み終わったら刈り上げて仕上げる予定。伊藤さんによると萱葺は保温性が高く堂内の煙が抜けやすい上、雨が降っても静かだという。
