テーマは「橋」3762句集まる
「橋」をテーマとした湯河原文学賞俳句の部の選考結果が発表された。12回目の今回は7月から10月まで募集、集まった3762句から岩崎美範さん(東京都)の「この橋を渡れば故郷祭笛」が最優秀賞に選ばれた。賞金は10万円。ほか優秀賞(敬称略)…一般の部「湯の町を二つに分けて橋朧」長谷川きよ志・横浜市旭区/「大寒の真っ赤な橋を渡りけり」山田絹子・埼玉県/高校生の部「爽やかな風を浴びつつ渡る橋」串田岳大・厚木市/「朝霜を踏み締め渡る沈下橋」柏木広和・松田町/中学生の部「橋走る麦藁帽子の男の子」前橋唯・東京都/「雪山にぽつんと真っ赤な橋ひとつ」伊藤まゆ・同/小学生の部「橋歩く背にいっぱいのいわし雲」内田彩水・湯河原町/「お手伝いあの橋までねスイカ持ち」二見佳樹・同