総工費約10億円の新海賊船 進水まで約1ヵ月
箱根の桃源台で総工費10億円をかけた海賊船の建造が進んでいる。9月から工事が始まり、ユニバーサル造船(株)京浜事業所(鶴見区)から運んだ船体ブロックを組み立てていた。今月に入ってからはシートで覆われ、塗装やマスト設置が進められている。新しい船は18世紀フランスの戦艦がモデル。ユニバーサル造船は海上自衛隊の護衛艦や輸送艦、掃海艦など、本物の艦船も建造してきた。進水式は1月17日で、名前も発表される。入れ替わるように1982年に就航したロワイヤル号は引退する。