地下街、来年秋頃開業目指す 小田原駅前「再生実施計画案」明らかに
小田原地下街の再生実施計画案がこのほどまとまり、小田原市議会の建設経済常任委員会(木村信市委員長)で報告された。
実施計画案には再生計画で示された内容に加えイベント広場、タウンカウンターのスペース拡大や搬入用エレベーターの新設、防災センターの移設が新たに盛り込まれた。また錦通り側の階段・エスカレーターは地下街の再開と同時に供用開始が必須とし、改修工事の中で整備を進める。地下街は2014年1月に着工予定、施工には9カ月を要し同年秋頃の開業を目標としている。
委員会では小田原市から地下街に入るテナントについて現在市内外の80事業者と交渉を進めていることが明らかにされた。物販ゾーンでは全国規模で展開するナショナルチェーンにも出店を打診しており、今後出店に前向きな事業者と詳細をつめていくという。