箱根の鬼の捨てゼリフ インフルに気をつけろよ!
3町の神社境内などが節分を迎え、豆まきで盛り上がった。箱根神社では古谷元紀さん(14)扮する坂田金時たちが壇上に登場。鬼たちは境内に「インフルエンザに気をつけろよ」と捨てゼリフを残して「北の海」へと退散した。大量のダイズを顔面で受けとめた青鬼役の大澤亮さん(33・自営業)は「鬼の気持ちが良くわかりました」。豆まきの後、2体の鬼は子どもを抱いての記念撮影=写真上で一躍人気者になった。
湯河原の五所神社では冨田幸宏町長をはじめ、紋付袴姿の観光協会役員や年男たちが裃姿で並び、豆入りの袋を豪快に放り投げた=下。同神社では「境内に鬼はいない」という理由で「福は〜うち」を連呼。景品番号つきの豆袋も宙を舞い、参加者は「こっちにも」と声を上げながら帽子や袋でキャッチしていた。