18万匹アユ早川へ
人口孵(ふ)化させたアユの稚魚が4月3日、水温13度の早川に放たれた。
春の風物詩、稚アユの放流は、1950年から早川河川漁業協同組合(細川孝組合長)が行っているもの。体長約5センチ、3グラムほどの稚魚が約7万匹。ホースを伝って勢いよく川に放たれると、気持ちよさそうに泳ぎ始めた。
同組合の内藤衛小田原支部長によると、今年は水量が多く、岩への苔の付き具合も良好で、アユの生育は期待できるという。
4日にも9万匹が放流され、6月1日のアユ釣り解禁までに合計で18万5千匹が放流される。