向笠県議が107代目議長就任 後継に石倉氏擁立へ
足柄下郡選出の向笠茂幸県議(66歳・自民)が今期限りでの引退を表明した。来年春に県議選が行われる予定で、後継として湯河原町商工会の石倉幸久会長(61)擁立を表明し、5月17日に自民党公認も決定した。向笠県議は2001年の県議補選で初当選し現在4期目。先月の県議会本会議で107代目の議長に選出された。
石倉氏は湯河原町宮上在住、相洋高校商業科を卒業、(有)石倉商店を経営。町商店街連合会長などを経て2012年に町商工会長。取材に対し向笠議長は「現実の経済路線を熟知し、観光振興などの経験もある人物として決めた」と語った。
県議選の動向は、現職による石倉氏擁立のほか下郡内の一部議員の間でも擁立に関する動きがある。