”西側”空の玄関・富士山静岡空港 茶畑イメージ大改築
箱根・熱海・湯河原への空の玄関口のひとつ、富士山静岡空港が五輪を前にリニューアルする。5年前の開港時に民間企業がコンパクトなターミナルを建設したが、その後有識者から増改築を求める意見が出されていた。今年4月からは県が空港を運営しており、増築に向けて案を公募。最優秀作品に坂茂建築設計・日本空港コンサルタンツの案が選ばれた。世界初のツイスト集成材のアーチを採用し、上から眺めると茶畑のような風景。風通しもよく富士の眺めにもこだわった。今後約33億円をかけ2017年完成を目指す。同空港は昨年度約46万人の利用があり、2017年は70万人の利用を目標に掲げている。