世界一長〜い かまぼこ
小田原のかまぼこ通りで4日、410人が参加した板かまぼこ作りで87・95mを記録し、「最も長い板かまぼこ」がギネスに認定された。練り物では熊本県の「ちくわ」があったが、板かまぼこの長さは世界初。
会場に伸びる100mの板の上に、かまぼこ店「山上」と「伊勢兼」が用意したグチのすり身を載せ、公募で集まった県内外の参加者が半月状に形を整えた。世界一に欠かせなかったのがオリジナル蒸し器。小田原林青会が久野の山林から切り出した椹(さわら)で台やカバーなどを作った。予定より1時間半以上遅れたものの、すべてのすり身が蒸し上がり完成。その後ギネス認定員が出来をチェック。端の一部でかまぼこが分離したが、87・95m分が認定され、会場は歓喜に包まれた。