箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年10月9日
エリアトップへ
湯河原駅前の整備工事が先月末から始まった。6年前にマスタープランで構想が打ち出された事業は入札不調もあったが、今後1年をかけて形になりそうだ。
設計を手掛けたのは浅草文化観光センターや歌舞伎座などで知られる建築家の隈研吾氏。整備では改札前の人の滞留スペースを拡大するほか、温泉地ムードを高める手湯などを設置、光がさしこむ大屋根も新築する。着工について隈氏は「湯河原は子供の頃からよく遊びに行った思い出の場所。このデザインは湯河原の新しい顔となり、世界に対する町の知名度を上げるはず」とコメントした。
整備予算は約8億6千万円。施工はJR駅舎などの実績をもつ東鉄工業(株)。工事は午前8時から午後5時でバス乗降場所をタクシープール側に変更し、東側から行われる予定。その間の一般車の送迎は駅西側の臨時第一駐車場を代用する。