箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年2月12日
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湯河原町でこれから審議が始まる28年度予算案に、「津波避難タワー」の整備が盛り込まれた。
門川地区にある第5分団詰所を新築、このうち1階と2階は分団施設とし、高さ15mの屋上部分(70平方メートル)にフェンスを設置、避難用階段を併設するもの。同様の施設は湯河原中学校の屋上にも整備されている。この一帯は海から300mほどの距離だが、付近に津波避難施設が乏しいため新設を盛り込んだ。来年3月までに完成させる構想。
28年度予算案のうち一般会計は昨年比1・01ポイント・8800万円増の88億2100万円。特別・企業会計を合わせ約191億円。歳入のうち町税は若干の増収を見込む。
主な新規事業案…未病をテーマにした観光プラン事業など県西活性化プロジェクト推進(1585万円)/障がい者計画策定(211万円)/八雲・まさご保育園統合基本設計(200万円)/地場産品直売所開設に向け検討(22万)/来年の全国梅サミット開催(180万円)/8つの公園に防犯カメラ16台設置(395万円)/消防ポンプ車更新(4613万円)/仮称防災コミュニティセンター整備に向け調査(100万円)/図書館空調整備(2160万円)など。